〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | △ | ─ |
16:00~20:00 | ● | ● | ─ | ● | ● | △ | ─ |
△:土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
AMH(抗ミュラー管ホルモン)値が低い原因と改善するためには?
不妊の原因は様々ですが、一つの指標として考えられているのが“AMH(抗ミュラー管ホルモン)値”です。
当院にいらしている患者様にも”年齢と比べAMH値が低いと指摘された“と悩まれている方は多くいらっしゃいます。
AMH値が年齢の平均値と比べ低くなっていると”卵巣機能が低下し、老化が進行している”状態をあらわします。
AMH値の結果によっては妊活を始めたばかりの方でも “体外受精”までステップアップしなければならないこともまれにあります。
女性は卵子の数が生まれつき決まっているため、妊活中の方は”自分がいま何歳ぐらいの卵巣機能がなるのか”知っておくことはとても大切なことなのです。
そこで今回はAMH値が低くなる主な原因と効果的な養生法を東洋医学の視点から解説していきたいと思います。
東洋医学で腎は排尿などの”水分代謝“を主るだけでなく”生殖機能“とも深い関係があります。
五臓の腎には”生命エネルギーの根源”である”精”を蓄えるはたらきがり、この腎精があることで”発育、成長、生殖”などに関与するため生きていくうえで必要不可欠なものだと考えられています。
一般的に腎機能は”加齢や甘いものの食べ過ぎ”などにより機能が失調することが多いですが、腎精は”父母から受け継ぐ先天的なもの”もあるため、生まれつき腎の機能が弱い方もAMH値が低くなることがあります。
腎機能が失調すると生殖機能が衰え、身体の老化が進行します。
すると子宮や卵巣の機能も低下してしまうため、AMH値が年齢と比べ低くなる原因につながるのではないかと考えられています。
AMH値が低くなる原因でもご紹介したように”甘いものの摂り過ぎ“は腎機能が低下する大きな原因になります。
どうしても甘いものを食べたいときは”果物やさつまいも“など自然な甘みを摂取するようにしましょう。
また”砂糖やバター“などがたくさん含まれている甘い洋菓子などではなく”せんべいやおかき“などで代用していただくこともおすすめです。
さらにAMH値を改善するためには”腎機能を高める食品を摂取“することも大切です。
などが代表的です。
特に”黒豆や小豆"などは腎臓の形や色と似ていることから東洋医学では良いとされています。
過剰に摂り過ぎてしまうのも良くありませんが、日頃の食生活で積極的に取り入れてみましょう。
東洋医学では“地球上全てのものが陰陽のバランスを保ち、存在している”と考えられおり、人は常に自然界の影響を受けて体内の陰陽を保っています。
時間にも陰陽が存在し、日が昇っているときは”陽“で日が沈んでいるときは”陰“に分類されます。
そのため日が沈んでいる夜にしっかり睡眠を摂ることで”陰に属する腎の機能を補うことができる”と考えられています。
ですが”夜更かし“など不規則な生活を繰り返し、十分に陰を補えていない状態が続くと腎の機能が低下する原因につながります。
”午後10時から午前2時は陰を補うゴールデンタイム“です。
睡眠時間を確保することも大切ですが、一番大切なのは”睡眠の質“なので夜更かしなど不規則な生活は控え、できるだけ陰を補うゴールデンタイムは就寝するように心がけましょう。
ご紹介した養生法をしていただくことも大切ですが、漢方薬を併用していただくことでより効果が期待できます。
腎機能を高める漢方薬は大きくわけて腎を補いつつ“温める”ものと“冷やす”ものの2種類あります。
腎機能が低下し、四肢が冷えやすく“夜間尿”などの症状がある方は“八味地黄丸”、冷えに加え”下半身にしびれ“などがある方は”牛車腎気丸“などがおすすめです。
また”ほてりやのぼせ”がある場合はには”六味丸”やほてりのぼせだけでなく”目がかすむ“など目の症状がみられる場合は”杞菊地黄丸“がよく使用されます。
※漢方薬は体質にあったものを服用する必要があります。
体質にあっていないものを服用し続けた場合は症状が悪化したり、下痢などの副作用が出ることがあります。
そのため自己判断は避け、漢方薬を服用する際は必ず東洋医学の専門家に相談しましょう。
【妊活】低AMHを指摘された方は何に注意すればいいのか?
【妊活】AMHが低いと指摘された時の考え方
お電話でのお問合せ・相談予約
<受付時間>
平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00
土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
※日曜、水曜午後は除く
フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。
〒574-0026
大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分 駐車場:無
平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00 土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
日曜、水曜午後