〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | △ | ─ |
16:00~20:00 | ● | ● | ─ | ● | ● | △ | ─ |
△:土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
卵子の質とミトコンドリアには密接な関係があります。
妊娠に至るためには”質の良い卵子“が必須です。 質の良い卵子とは “細胞分裂を続けるエネルギーがある”ことと“染色体の異常がない”状態のことです。
そこで今注目されているのが”ミトコンドリア“です。
“不妊の要因”としても今非常にトピックになっており、ミトコンドリアを活性化させることで卵子の質が上がるといわれています。
今回は「ミトコンドリアを活性化させるためにはどうすればよいのか」そして「ミトコンドリアの活性化と卵子の質の関係」を紹介していきたいと思います。
ミトコンドリアは“身体の発電所”ともいわれており、生きていくために必要なエネルギーの“約95%”がミトコンドリアによって産生されています。
食事から分解された栄養素(糖・脂肪・タンパク質など)のエネルギー源と細胞に運ばれてくる酵素を反応させて、“ATP”といわれるエネルギーを産生します。
産生したATPを使って細胞内の様々な活動を行うことで”生命を維持“し、筋肉を動かしたり、脳を使って物事を考えたりすることができるのです。
そのため生きていくうえでミトコンドリアは必要不可欠なのです。
ミトコンドリアはエネルギーを産生する過程で酸素の0.1~2%は“活性酵素”に変化します。
活性酵素は”細胞を酸化させたり、正常な細胞を攻撃したり“悪者のイメージがありますが、”細菌やウイルスを撃退する“働きもあるため、 “健康の維持”には必要なものです。
そのため“最適な活性酵素の状態を保つ”ことが健康を維持するにはとても大切なことなのです。
ミトコンドリアの機能が低下する原因の1つ目は”老化”です。ミトコンドリアは”年齢とともに機能が低下”していきます。
卵子には通常の体内細胞の“約100倍以上”にあたる10万個~20万個のミトコンドリアが存在しており、すべての臓器の中で一番ミトコンドリアが多いといわれています。
ミトコンドリアの産生するエネルギーによって“卵子の成熟、受精、胚発育、着床、胎児成長”することができます。
老化によりミトコンドリアの機能が低下すると”エネルギーの産生”などができなくなるため、卵子に影響を及ぼすと“排卵障害や着床障害”につながることがあります。
またミトコンドリアは独自のDNAを持っているため、“染色体異常”の原因になることもあります。
先ほど少しご紹介しましたが、ミトコンドリアはエネルギー産生のほか、”活性酵素の産生”もおこないます。
本来私たちの身体は活性酵素がうまく働くように”抗酸化力(抗酸化物質)”とバランスを保つことで健康を維持しています。
ですが心身的ストレスなどが続くとミトコンドリアは通常よりも”過剰に活性酵素を産生”してしまいます。
活性酵素は心身的ストレスのほかにも”喫煙、多量飲酒、激しい運動、食品添加物の摂り過ぎ”などでも増えるといわれており、”酸化ストレス”が体内に蓄積されると抗酸化力とのバランスが崩れてしまうため、”老化が進行”する原因になると考えられています。
身体の老化が進行すると”卵子の老化も進行”し、ミトコンドリアの機能低下の原因になってしまいます。
新しく元気なミトコンドリアが細胞内にあるほどエネルギーを得られ、身体は若々しく健康でいられます。
古くなったミトコンドリアは大量の活性酵素を発生させますが、“オートファジー”によって細胞が新しく生まれ変わり”活性酵素を減らす“ことができます。
ただしオートファジーにはある特徴があり、ミトコンドリアとは違い食事から得られる栄養素が十分にある状態ではあまり働きません。
オートファジーは身体や細胞が強いストレスなどを受けた時でも生き残れるように組み込まれたもののため、細胞が“飢餓状態になったときや低酸素状態”のときに力を発揮します。
そのため”腹7~8分目や16時間の空腹状態“でオートファジーが活発化し、ミトコンドリアを新しく元気なものにします。
妊娠に必要な栄養素を取り入れることも大切ですが、“空腹状態を作る”こともとても大切なのです。
運動をすることでミトコンドリアが活性化するのは”エネルギーを消費したときに細胞がエネルギー不足を感じてミトコンドリアを増やすように指令を出す“からです。
カナダの研究者によると良く運動をする70歳代10人の平均の筋肉ミトコンドリアの活動量は22歳と同じという結果がでています。
ミトコンドリアを増やすということは身体の”アンチエイジング“にもつながり、卵子の質を上げることができます。
ミトコンドリアを増やすためにおすすめの運動は”やや強め“の有酸素運動です。
例えば3分間“ややきつい”感じる早歩きをした後、3分間ゆっくり歩くを繰り返す“インターバル速歩”など運動中に“心拍数が上がる程度の運動”がミトコンドリアを活性化させます。
外気などの冷たい空気にあたることで“身体は熱を発しようとエネルギーを消費”させます。 先ほど有酸素運動でもご紹介したようにエネルギーを消費することでミトコンドリアが増えます。
そのため冬などに寒いからといって暖かいところにいるのではなく、外に出て冷たい空気に触れることもミトコンドリアを活性化させるためには大切なことです。
ミトコンドリアを活性化させるためには”身体のアンチエイジング”をする必要があります。
東洋医学では身体の老化を防ぐためには”腎”の機能を高めることが重要だと考えられています。
腎の機能を高めるには”黒豆や黒ごま、黒きくらげ”の黒いものや”納豆、オクラ”など粘り気のあるものもおすすめです。
ミトコンドリアを活性化させるために一番おすすめなのは”山芋”です。山
芋は”大根の約3倍もの酵素”が含まれており”酵素”を積極的に取り入れることでミトコンドリアの活性化が期待できます。
またあわせて積極的に摂取していただきたいのが”ビタミンB群”です。
ビタミンB群の中でも特に”ビタミンB2”はミトコンドリアの”エネルギー産生を上昇”すると考えられています。
ですが、ビタミンB2だけを積極的に摂取するのではなく、B群全般的に摂取していただくことが重要です。
※今ミトコンドリアを活性化させるサプリメントなどがネットで気軽に入手できますが先ほどお話ししたようにミトコンドリアは”身体がエネルギーを欲する状態”を作ることが必要です。
そのためサプリメントやビタミン剤などを取り入れるだけでは効果はあまり期待できません。サプリメントやビタミン剤はあくまでも”補助的なもの”ですので摂り過ぎには注意し、うまく取り入れましょう。
【妊活】卵子の質を上げるコツは、身体に眠るアレを利用する
【妊活】老化した卵子を確実に改善する方法
お電話でのお問合せ・相談予約
<受付時間>
平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00
土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
※日曜、水曜午後は除く
フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。
〒574-0026
大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分 駐車場:無
平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00 土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
日曜、水曜午後