TOPページ > 院長の健康コラム > Vol.14 便秘について

コラム | 不妊|鍼灸|大阪|卵子の質|鍼灸治療は三ツ川レディース鍼灸院



Vol.14 便秘について

便秘のみを訴えて鍼灸院に来院される方はまず少ないと思います。しかし、特に女性の場合肩こりや頭痛、皮フのトラブルなどの 疾患に随伴してよくおこる症状であり、未妊治療をされている方にもよくみられる症状の1つです。

 

また、女性に多いのは女性ホルモンの黄体ホルモンに関係があります。

 

黄体ホルモンには大腸の蠕動運動を抑制する作用があり、そのため排卵から月経までの間は便秘になりやすく、生理中は便秘でなくなることが多い。

 

便秘は普段の生活の中で身体のリズムの不具合のサインですから、軽視せずにその症状の改善に努めましょう。

 

毎日便通がないと、便秘と考える人がいるかもしれませんが、一概にそうとはいえません。

 

一般には「3~4日以上便通がない」場合に便秘といわれることが多いのですが、自然な排便の頻度は人によってまちまちで、はっきりとした定義はありません。

 

便秘かどうかは、排便の頻度よりも
「便が硬い」 「便が出にくい」 「排便時に痛みがある」
などの不快感の有無が重要となります。

 

例えば、数日間排便がなくてもお腹が張るなどの不快感が無ければ便秘とはいえません。しかし、毎日排便ある場合でも、残便感などの不快感があれば便秘といえます。

 

便秘にはその原因によって「器質性便秘」と「機能性便秘」の2つに分けられます。

 

「器質性便秘」
器質性便秘は、大腸やその周辺に病気があるために起こる便秘です。 例えば、大腸がんが大きくなると、がんが腸をふさぐために、便が出にくくなります。急に便秘になったりした場合は何かの病気が原因である可能性があります ので、病院にいき原因を確認しておくほうがよいでしょう。

 

「機能性便秘」
腸の働きが悪くなっておこる便秘をいいます。機能性便秘はなぜ起こるのでしょうか。原因には次のようなものがあります。

 

● 食物繊維の不足  
食物繊維の多くは、胃や小腸で消化・吸収されずに大腸へと送られます。そこで便に適度な軟らかさを与え、さらに大腸を刺激して、便の排泄を促す働きもあります。

 

● 不規則な食生活  
胃に食べものが入ると、その刺激が脳に伝わって、脳から腸の運動を促す指令が送られます。これを「胃・大腸反射」といいます。この反射は朝に強く起こるといわれていて、朝食を抜くと、便通が起こりにくくなると考えられています。

 

● 運動不足  
適度な運動で腸の運動リズムを作ります。また、腹筋が弱くなると便を外に押し出す力も弱くなります。

 

● トイレに行くのを我慢する  
朝の忙しい時間や学校・会社などでトイレに行くのを我慢してしまうことがあります。こうしたことを繰り返しているうちに、脳からの排便を促す指令が送られなくなり、便意が起こりにくくなります。

 

● ストレスがたまっている  
胃や腸の働きは自律神経によって調節されています。ストレスがたまると、自律神経のバランスがくずれ、大腸がスムーズに働かなくなります。

 

普段の生活で以上のような原因を改善し便秘を解消しましょう。



back to top