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妊活の大敵!不妊の原因にもなる「冷え」を改善する方法

妊活中の方にとって”冷え”は大敵です。

実際当院にいらしている患者様にも“冷え性”に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

冷えは子宮や卵巣内の血流が悪くなることから“不妊”の原因とも考えられており、妊活中の方にはぜひ気をつけていただきたいところです。

冷え性の原因は”冷房の冷気や冷たい飲食物の摂り過ぎ”だけでなく体質によって異なります。

そのため体質によってはどれだけ冷え対策をしても思うように改善されないことも少なくなりません。

そこで今回は“体質別に冷えを改善する方法”をご紹介していきたいと思います。

なぜ冷え性になるのか?

私たちの身体は”恒常性(ホメオスタシス)”とうものが存在します。

恒常性とは”体温を調節する機能”のことで”暑い時は熱を逃がし、寒い時は熱をつくり、一定の体温を保つ”ようになっています。

ですが暑い夏には”冷房の効いた部屋や冷たい食べ物や飲み物”がどこにでも手に入り便利になっている反面、こうした習慣が本来の体温調節機能を鈍らせていると考えられています。

これらの度が過ぎるとうまく体温が調節できなくなり、暑いのに汗をかけないと熱中症の恐れや寒いのに熱がつくられなくなると”冷え性”の原因につながります。

体質別!不妊の原因にもなる「冷え」の改善する方法

東洋医学では“人も自然界の一部”という考えがあり、生命活動の根本となる人体の働きを5つにわけた“五臓(肝・心・脾・肺・腎)”が存在します。


五臓それぞれの機能が円滑に働くことでバランスを取り合い、健康が維持されています。

ですが何らかの原因により五臓の機能が失調するとバランスが崩れ、様々な不調があらわれます。

五臓の中でも機能が失調すると“冷え”の症状がみられることが多いのは

の3つです。

それぞれ詳しく原因と改善方法についてご紹介していきます。

血が少ないため血流が行き届かず冷える「肝血虚」タイプ

東洋医学で肝は“血を貯蔵する”働きがあると考えられており、ストレスや目の使い過ぎなどにより肝の機能が失調すると十分に血が貯蔵できなくなってしまうことがあります。

主に“目のかすみや爪が割れる、筋肉がよくつる、皮膚が乾燥する”などの症状がみられこのような状態を“肝血虚”といいます。

肝血虚になると全身に十分な血が行き届かなくなるため、血流が悪くなり“冷え”の原因になることがあります。

肝血虚の傾向がある方は“目の使い過ぎには注意し、鉄分とタンパク質をしっかり摂取する” ことで冷え改善の効果が期待できます。

東洋医学で“目と肝”は深い関係にあり、スマホなどの電子機器を使用しすぎると“血を消耗し、肝の機能が失調する”原因になってしまいます。

就寝の30分前にはテレビやスマホなどの電子機器は控え、目を休ませるようにしましょう。

また肝血虚傾向にある場合は“鉄分とタンパク質”を日頃から摂取するように心がけましょう。

鉄分はタンパク質(特に肉類、魚類などの動物性)と一緒に摂取することで”鉄の吸収率が高くなる“ため、大変おすすめです。

鉄は食品だけでなく”鉄製のフライパンや鉄鍋“などでも摂取することが可能ですので”調理器具“などを工夫してみるのもいいでしょう。

鉄分が多く含まれてる食べ物などを記載した記事がございますので詳しくは以下をご覧ください。

不妊と貧血の関係性や「鉄分」の摂取量、効果的な食べ物

胃腸が弱く、熱がつくれない「脾虚」

東洋医学で脾は主に”飲食物で取り入れた栄養素の消化や吸収“をおこなうと考えられており、脾の機能が低下している状態を”脾虚“といいます。

主に”食欲不振で痩せ型、軟便や下痢気味、日中眠たくなる“などの症状がみられ、飲食物で取り入れた栄養素などが十分に消化や吸収ができなくなるため身体が熱を産生できず”冷え“の症状がみられることもあります。

脾虚傾向にある方の冷えを改善するためには”食事の摂り方と運動“が大切です。

脾虚は主に”胃腸への負担“によって生じるものが多いため、食事の際は”よく噛んで消化吸収を助ける“ことで胃腸への負担を減らすように心がけましょう。

また”適度な運動“をすることで”胃腸の働きを高め、熱を産生する“効果が期待できるため日頃から身体を動かすことを意識してみましょう。

温める作用が低下し、下半身が冷える「腎陽虚」

腎には“冷やし固める作用”“温める作用”の2種類あると東洋医学では考えられており、何らかの原因で温める作用が低下すると“冷え、頻尿、夜間尿、耳鳴り、むくみ”などの症状がみられることがあります。

このような体質傾向を“腎陽虚”といいます。

腎陽虚の傾向がみられる方は“冷え対策をしながらしっかり睡眠を摂る”ことがとても大切です。

東洋医学で睡眠の時間は”腎機能を補う時間“とも考えられており、夜更かしなどを繰り返すと腎機能が失調するといわれています。

そのため腎陽虚の傾向がある方は就寝の際に”レッグウォーマーや腹巻“などを活用し、質の良い睡眠を心がけるようにしましょう。

また冷たい食べ物や飲み物は控え”腎機能を補う食べ物“を積極的に摂取していただくとより効果が期待できます。

腎機能を補う食べ物を詳しく記載した記事がございますのでぜひご参考ください。

冬に取り入れてほしい妊娠力を高める食べ物

まとめ

今回は体質別に冷えを改善する方法をご紹介しましたが、ご紹介した養生を心がければ必ず冷えが改善し妊娠に至るわけではありません。

妊娠に至るために一番大切なのは“心身ともに健康である”ことですので、冷え対策をおこなうのと同時に食事や運動、睡眠などの“生活習慣の見直し”もおこなうとより効果が期待できます。

お心あたりある方は今一度見直してみてください。

また当院はブログだけでなく、YouTubeでも妊活に役立つ情報を発信しておりますのでぜひチャンネル登録をしてご覧ください。

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