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卵子の質が下がる⁉妊活中に避けるべき食べ物とは
妊娠に至るために大事なことは“卵子の質を上げる”ことです。
卵子の質をあげる食品などを以前のブログでご紹介しましたが卵子の質を上げるものを摂り入れるだけでは妊娠に至ることは難しいです。
いいものを摂り入れるだけでなく”卵子の質を下げるものを控える“必要があります。
どれだけいいものを積極的に摂り込んでいても卵子に悪影響を及ぼすものを摂取し続けると意味がありません。
そこで今回は妊活中に避けてほしい“卵子の質を下げる食べ物”をいくつかご紹介していきたいと思います。
東洋医学では口から取り入れた飲食物は五臓の”脾”によって消化吸収され、身体の構成要素である”気血”となって全身に行き渡らせるという概念があります。
気血とは身体の”生命活動を担う”ものであり、これらがまんべんなく身体を循環することで健康が維持されています。
ですが偏った食生活が続くと五臓六腑のバランスが崩れ、気血の巡りが悪くなってしまうことがあります。
気血の巡りが悪くなると”子宮や卵巣周囲の血流が悪くなったり(子宮内膜にも影響)、栄養が十分に行き届かなくなったりするため卵子の質に影響を及ぼす”と考えられています。
そのほか身体にとっ良くないものを摂り過ぎると”消化機能の低下や老化の進行(生殖機能の低下により)、ホルモンバランスの乱れ”など様々な不調があらわれます。
そのため妊活中の食事はとても重要になってきます。
砂糖でも様々な種類が最近では売られていますが“精製されている白砂糖やグラニュー糖、三温糖”などは特に注意が必要です。
東洋医学で白砂糖は“陰性の食品”と考えられており、“身体を冷やしたり、胃腸を弱らせる”と言われています。
砂糖の摂り過ぎによって身体を冷やしてしまうと“身体の血流が悪くなったり、ホルモンバランスなどが崩れる”原因になり、子宮や卵巣の血流が悪くなると着床に必要な子宮内膜がつくれなくなるため”着床障害“などになる恐れもあります。
また糖分を過剰摂取した場合、身体を構成しているタンパク質と結びつくことで“AGEs(最終糖化産物)”という物質が体内に蓄積されます。
このAGEsは “身体の老化を進める物質”といわれており“パンをトースターで焼きすぎてしまった”ときのように身体全体の細胞を焦がしてしまいます。
すると子宮や卵巣周囲の細胞も古くなり“卵子の老化”が進み卵子の質が下がってしまうため、砂糖の摂り過ぎには注意が必要です。
今では日本人の“第二の主食”と言ってもいいほど多くの人が食べている小麦ですが、小麦に含まれる“グルテン”は卵子の質に影響を及ぼします。
グルテンとは”タンパク質の一種“で、もちもち感などを出すためパンなどに多く含まれています。
このグルテンが体質によっては異物認識してしまい、過剰に反応した免疫が腸を攻撃すると”腸内が慢性炎症が起こし、消化不良や腹痛、アレルギー“の原因になります。
すると身体や脳に栄養が行き渡らなくなるため“疲労感や頭痛、集中力の低下、めまい”などの症状があらわれることがあります。
また小麦粉には“アミロペクチンA”といわれる吸収の早い糖質が多く含まれており、小麦を食べると“急激に血糖値を上昇”させます。
急激に血糖値が上がると、膵臓から”インスリン“と呼ばれるホルモンが大量に分泌され今度は急激に血糖値を下げます。
糖質を頻繁に摂り過ぎてしまうと”血糖値がジェットコースターのように上がり下がりを繰り返すため、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの感受性が低下“してしまいます。
このような状態を“インスリン抵抗性”といいます。
このインスリン抵抗性は不妊の原因になる“多嚢胞性卵巣症候群性(PCOS)”とも深く関係しており、卵胞の発育に影響し”排卵障害 “の原因になることがあります。
不妊の原因だけでなく“糖尿病や癌などの生活習慣病”の原因にもなりますので精製された小麦は控えましょう。
乳製品で代表的な”牛乳“には”カゼイン“といわれるタンパク質が含まれています。
このカゼインを消化できる酵素をもっているのは牛だけであり、人間ではありません。
また市販で売られている牛乳は"殺菌のために加熱されており、タンパク質が変性しているため消化するための酵素も失われている”のでより人間の身体では消化できにくくなっています。
カゼインが未消化のまま腸に運ばれると”腸が炎症を起こしてしまい慢性的なアレルギーや免疫異常の原因”になることがあります。
そのほか牛乳だけでなく“ヨーグルトやチーズ”などの乳製品は妊娠に欠かせないミネラルの”マグネシウムとカルシウムのバランスが非常に悪い“です。
マグネシウムとカルシウムはバランス良く摂取することがとても大切なのですが、乳製品は“10:1”の割合ぐらいで“カルシウムがマグネシウムより多い”です。
すると“血中のカルシウムが急激に増えてしまい、その分体外に排出しようとするため摂取してもほとんど吸収されない”うえに、相対的に”マグネシウムが不足した状態”になります。
マグネシウムには”酵素を活性化させる働き”があるため、不足した場合”卵子と深く関係があるミトコンドリアの活性化ができなくなり、卵子の質が低下“してしまいます。
カルシウムを積極的に摂取する際は“小魚や豆腐、納豆、小松菜、ひじき”などで摂るようにしましょう。
トランス脂肪酸とは脂肪酸の一種で油脂を精製、加工する際にできるもので”マーガリンやショートニング”などに多く含まれています。
マーガリンやショートニングは“バターやラードの代用品”として使われているもので”パンやケーキ、クッキー、アイスクリーム、レトルトカレー“などの加工食品やお菓子などのほとんどに原料として使われています。
ですが欧米では“マーガリンを食べる=穏やかな自殺”といわれているほど健康に害する油だといわれています。
なぜならトランス脂肪酸は”プラスチックの製造方法と同じ“と言われており、植物油に水素を添加することで作られています。
そのためトランス脂肪酸を摂り過ぎてしまうと”細胞膜が硬く“なってしまいます。
細胞膜は”リン脂質と呼ばれる油によってできているもののためトランス脂肪酸の摂り過ぎで硬くなる”とどれだけ身体に良いものと摂取してもうまく吸収されません。
細胞内にあるミトコンドリアは”飲食物から得られる栄養素をエネルギーに変える”ため、細胞膜が硬くなるとミトコンドリアが活性化できなくなり”卵子の質が低下“します。
そのほかトランス脂肪酸については以下の記事をご覧ください。
→不妊の原因になる「トランス脂肪酸」の危険性について
オメガ6の油も同じです。
オメガ6は”ごま油、コーン油、なたね油、大豆油“などに多く”リノール酸やアラキドン酸“などが含まれています。
なかでもアラキドン酸は”局所のホルモンには血栓を生成や様々な炎症反応を起こす”といわれており、妊娠しにくくなる原因になることがあります。
トランス脂肪酸やオメガ6は健康を維持するために必要なものではありますが摂り過ぎてしまうと妊娠しにくくなる原因につながるため、オメガ3を積極的に取り、オメガ6は摂り過ぎに注意しましょう。
今回は卵子の質を下げる食べ物をいくつかご紹介しましたが、ご紹介したもの以外にも卵子の質を下げる食べ物はたくさんあります。
例えば“人工甘味料や酸化防腐剤などの食品添加物”などは身体によくありません。
妊娠に至るためには”心身ともに健康“であることがとても重要ですので、日頃から加工食品などを購入する際はパッケージの裏に書いてある”原材料“を確認するように心がけましょう。
人工甘味料の危険性について詳しく記載した記事がございますのでぜひご参考ください。
→実は危険!不妊の原因にもなる人工甘味料とは
はじめにもお話ししましたが”身体に良いものを取り入れながら卵子の質を下げるものを控えることが妊娠への近道”ですのでお心当たりのある方は今一度見直してみてください。
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