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男性妊活に必ず取り入れたい「亜鉛」の効果とは?

一般的に不妊は女性に原因があると考えられがちですが、近年ではWHO(世界保健機関)によると不妊症の”約48%”が男性も関与しているといわれています。

そのため妊活は女性だけでなく、男性も身体づくりをおこなうことがとても重要です。

男性の精子は女性の卵子のように生まれた時から数が決まっているわけではありませんが、年齢とともに生殖機能は低下します。

生殖機能は低下すると”精子の運動率や数が少ない、奇形が多い”など様々な原因につながります。

そこで今回は男性妊活にぜひ取り入れてほしい栄養素”亜鉛”についてご紹介したいと思います。

亜鉛とは?

亜鉛とは”体内で作ることのできない必須微量ミネラル”で体内に約2~4g存在し、成人の場合ほとんどは“筋肉や骨中”に含まれていますが”皮膚や肝臓、膵臓、前立腺“など様々な臓器に多く含まれています。

主に

  • 200種類以上の酵素の構成や酵素反応の活性化
  • ホルモンの合成や分泌の調整
  • DNAやタンパク質の合成
  • 免疫反応の調節

などに作用しています。


また“身体の老化を進める活性酸素を除去する酵素の構成成分”であるほか“味覚に関わる細胞を作る”働きもあるため、人間が活動するために必要な代謝の過程で働く酵素の構成成分として必要不可欠なミネラルです。

亜鉛は微量ミネラルの中でも”最も不足しやすい栄養素”だと言われているため、食べ物などでの積極的な摂取が必要とされています。

なぜ男性妊活に「亜鉛」が必要なのか?

亜鉛は様々な臓器に多く存在していますが、男性の場合は特に“前立腺や精巣”にとても多く含まれています。

そのため不足すると他の臓器に比べ顕著に低下し“精巣に影響を及ぼす”ことが明らかになっています。

亜鉛には先ほどご紹介した働きのほかに“ホルモンの合成や分泌の調整、生殖機能を維持する”働きもあるため、男性ホルモンである“テストステロン”の合成などに深く関与しています。

亜鉛が不足してしまうと “精子量の減少や運動率の低下、無精子症、インポテンツ”などの原因になることがあります。

精子の質に影響を及ぼす場合があるため、妊活中の男性には積極的な亜鉛の摂取が欠かせません。

亜鉛の1日の摂取量について

亜鉛の1日の摂取量は年齢にもよってことなりますが成人男性の場合は”約11mg”、成人女性が”約8mg”とされており、1日の耐容上限量は成人男性は”約40~45㎎”、成人女性は”約35㎎”とされています。

例えば男性の場合、牡蠣4個(正味80g)を食べると亜鉛は約11mg摂取できるといわれています。

亜鉛は不足しがちな栄養素のため、積極的な摂取は必要ですが“過剰摂取”は身体に悪影響を与えてしまうことがあります。

通常の食生活であれば過剰摂取になる可能性は低いですが“サプリメント”などの場合は摂り過ぎに十分注意しましょう。

亜鉛の過剰摂取は鉄や銅の吸収を妨げ“貧血”の原因になったり、胃障害や吐き気、めまいなどを引き起こす“急性亜鉛中毒”、男性の場合は“良性の前立腺肥大”などなる恐れがあります。

※多く摂れば摂るほど効果があるわけではなく、場合によっては逆効果になることがあるため耐容上限量を守って摂取するようにしましょう。

亜鉛のおすすめの摂取方法

亜鉛はサプリメントなどが市販でも販売されており、気軽に摂取することもできますがサプリメントなどは服用しすぎてしまうと“過剰摂取”になる恐れがあります。

亜鉛は様々な食べ物に含まれている栄養素のためできるだけ食事で摂取していただくことがおすすめです。

亜鉛を多く含む食べ物を積極的に摂取しよう!

亜鉛は体内で作ることができないミネラルのため、亜鉛を多く含む食べ物を積極的に摂取しましょう。

亜鉛は主に”魚介類や肉類、穀類、種実類”などに多く含まれていますが、特に“牡蠣や煮干し、牛肩ロース、牛もも肉”などは食品のなかでも亜鉛がたくさん含まれています。

そのほか”たらこや牛・鶏レバーや卵、納豆、カシューナッツ、アーモンド”などにも含まれており、比較的身近で購入できる食べ物が多いです。

サプリメントでも気軽に摂取できることが可能ですがまずは
調理しやすく、日常的に摂取しやすい食べ物から積極的に摂取してみましょう。

亜鉛を摂取する際は食べ合わせに要注意!

亜鉛は“クエン酸やビタミンC、動物性タンパク質”などと一緒に食べると摂取効率がアップするとされています。

ですが、植物性食品に含まれる“食物繊維やフィチン酸”、加工食品に多く含まれる“食品添加物など”は亜鉛の吸収を妨げることがあるため、特定の食品に偏った食事をしないようにすることが大切です。

また“アルコール”によって”亜鉛の排出量は増加”するため、過度な飲酒なども注意が必要です。

まとめ

男性妊活には亜鉛がいいからといって、亜鉛だけを積極的に摂取すれば精子の質が上がるわけではありません。

亜鉛のほかにも妊活中には積極的に摂取していただきたい栄養素はたくさんあります。

そのため亜鉛だけを積極的に摂取するのではなく“全体的にバランスよく栄養素を摂取”することがとても大切です。

また食事だけでなく“不規則な生活やストレス、運動不足”なども精子の質に影響を及ぼすことがあるため“生活習慣の見直し”なども必要です。

妊活中の体質改善方法の一つとしてまずは亜鉛の積極的な摂取を取り入れてみてください。

当院ではYouTubeでも妊活に役立つ情報を発信しておりますのでぜひチャンネル登録をしてご覧ください。

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